ネコに薬を飲ませたら吐いた時

ネコが薬を飲まずに吐く問題はよく耳にしますね。

病院で獣医さんに飲ませ方を聞いてその通りにやっているのに
口の中に入れたと思ったらすぐに吐き出したり、
ちょっとだけ時間をおいて飼い主が油断した隙に吐いたりします。

 

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ネコが薬を吐く

67dc7c9d89f9cc46505cea719b58af0b_sネコへの投薬はなかなか薬を飲んでくれないので最初から上手にできる人は少数派です。

 

多くの動物に接している獣医さんだって
新人の頃には試行錯誤して上達するそうですよ。

 

病院でもらう薬は錠剤・粉・カプセル・液剤(シロップ)の4種類があります。
それぞれのメリットと飲ませた後の注意点について紹介します。

 

 

薬の形別のメリットと注意点

錠剤タイプ
正確な薬の量を投与できる
投薬に慣れればパパッと飲ませることができる

 

注意点
よし!飲んだと思っても吐き出すことがある
薬を飲ませる時にネコに噛まれることがある

 

 

 

カプセルタイプ
薬の味を隠して投与できる

 

注意点
口の中にへばりつくことがあるので薬を飲ませるのが難しいです
ネコがカプセルを噛んだりして割れると苦い味が広がる

 

 

 

 

粉薬
水に溶いたり、ウエットタイプのキャットフードに混ぜて飲ませることができる

 

注意点
こぼしたりするなど投与する量が正確ではなくなることがある
味でネコにばれやすく、ウエットタイプに混ぜても食べてくれないことがある

 

 

 

液剤(シロップ)タイプ
薬の量を調節しやすい
シロップが猫の好きな味だととても飲ませやすい

 

注意点
こぼしてしまうことがある
液剤自体の流通が少ない為限られた薬になる
薬を飲ませる時に投薬器を髪切られて誤嚥しないように注意が必要

 

 

ネコが吐かないように薬を飲ませるコツ

ネコが薬を吐かないようにのませるコツを紹介します。

薬の形別吐かずに飲ませるコツ

錠剤・カプセルの場合

 

錠剤やカプセルの時にはしっかりとネコの舌の付け根部分を狙って

コインを落とすような感じで落として
飲み込むまではしばらく上を向かせたままの姿勢をキープしましょう。

 

またティースプーン1杯ぐらいの水を薬のあとに飲ませることも薬の吐き出しを防ぐためにおすすめです。
飲ませ方はシロップを飲ませる時と同じ方法です。

 

 

というのも、実は猫に飲ませた薬がどれぐらいの時間で胃に流れていくかを
30匹のネコで研究した人がいました。

 

それによると、薬を飲ませた後に水を飲ませなかったネコは
5分経っても36.7%しか胃まで薬が流れていませんでした。
薬を飲ませた後に6mlの水を飲ませたネコは1分以内で100%胃まで薬が流れていました。
また、水を飲ませることで食道に薬が詰まってしまったり、へばり付いたりすることや食道炎を起こす可能性を大幅に減らすことができると報告されていました。
(参照:Evaluation of esophageal transit of tablets and capsules in 30 cats. J Vet Intern Med. 2001 sep-oct;15(5):467-70)

 

 

特に食道炎を起こす可能性のある薬や大きめな錠剤の時には吐くことを防ぐためだけでなく
ネコの健康のためにも投薬したらティースプーン1杯程度の水を飲ませるといいのではないでしょうか。

 

 

粉薬・液体(シロップ)の場合
粉薬の時はウエットフードに混ぜ込んだり、
水(0.5cc程度)に溶いてシロップと同じように飲ませます。

 

シロップ・粉薬(水に溶いた場合)に吐かせずに飲ませるコツは
ゆっくりと投与器で流しいれたあとに錠剤と同じように
しばらく上を向いたままの姿勢をキープして確実に飲み込んだかどうか確認をしましょう。

 

錠剤・カプセル・粉薬をオブラードに小さく包んで
軽く水にくぐらせた後にネコの好きなもの(カツオブシなど)を周りにつけて食べさせるという方法もあります。

 

その他にも薬を飲ませると必ず吐くネコにある日言い聞かせると全く吐かなくなったという話もあるので薬を飲ませる前に言い聞かせるのもいい手段だと思います。

 

ネコに薬を飲ませたら泡を吐くのはなぜ?

また、心配になってしまうのは
ネコに薬を飲ませたら泡をブクブクと吐き出している時です。

 

 

ネコが薬を飲んだ後に泡を吐いている理由は、
苦かったり、嫌いな味だと泡を吐いてしまうそうです。

 

頑張って薬を飲ませても泡を吐いてしまっては
薬の効果が出なかったり、食道炎を起こす可能性があります。
この場合にはオブラードや空のカプセルに包んで飲ませたりすることもできますが、
病院で相談して別のお薬に変えてもらうことも検討してみてください。

薬が合わずに吐くこともある

まれにネコが病気やケガをした時に病院から出された抗生物質の薬が合わなくて副作用として吐くこともあります。

抗生物は胃腸いる常在菌環境に影響を及ぼしたときに胃腸障害を起こして
吐いたり下痢をする場合がります。

 

他に抗生物質が肝臓に負担をかけてしまって肝機能障害を引き起こされた時に吐いたりすることがあります。

軽い場合にはなかなか分かりずらいのですが、吐くことがあったり、断片的に吐くことが続くと可能性があります。

 

ネコに薬を飲ませた時に吐くことは定番ともいえる行動ですが、
ぜひどんな風に吐いたのか、他には症状がないか、吐しゃ物の色や内容を確認しましょう。
そうすることでネコの健康を守ることができます。

 

 

 

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