ネコが吐いてふらふらしていて心配!

ネコが吐く時音って、本当にびっくりしますよね。

カコッ…カコッ…と初めておう吐の音を聞いた時には、
どこから聞こえてくる音なのか周りを見渡して
発信源がネコだと気が付いてからはネコの様子も加わって更に心配になりました。

 

こんな音をして、本当に大丈夫なのか?
一体この音はどこから出ているのか?などなど思いました。

 

 

特にネコが吐いた後にふらふらしているともっと心配になります。
でも、この場合にも大丈夫な場合と病院へ行った方が良い場合があります。
まずはネコが吐いた後の様子をしっかりとチェックしてみましょう。

 

ネコ吐いてふらふらしても心配のない場合

吐いた後にふらふら・よたよたと平衡感覚がないように歩いていたけれど、
すぐに元のように元気や食欲がある場合には心配はありません。

 

おう吐物には血や異物がまじっていないか
大量のよだれをダラダラと流していないか
おう吐物から便のようなにおいがしていないか…など確認をしてみて

 

 

大丈夫なようならふらふらとしていたのは
もう吐くものがなくなったのにまだ吐き気があって
吐こうとしたために頭に血が上って一時的にふらついていただけの可能性が高いので
しばらく様子をみていても大丈夫です。

 

もしネコの様子に変わったことが起きた場合にはすぐに病院へ行ける準備だけはしておいてください。

また、それ程激しく吐いた後に胃の出口が腫れてしまうことがあります。

食事の後にすぐに吐くことがないか
吐くものがないのに吐こうとしていないかを注意して経過観察をしてください。
上記のようなことがあれば、胃の出口が腫れてしまい食べ物が通らない可能性もあるので
その時には病院へ行った方がいいと思います。

ネコが吐いてふらふらして病気可能性がある場合

ネコが吐いた後にずっとふらふらしている場合には病院に行きましょう。

おう吐があり、ふらつきがある場合には
神経系の病気や耳の病気の可能性があります。

吐く・ふらふらしている・よだれ・下痢など他:中毒の症状の場合

他にも何かの中毒を起こしている場合にもおう吐と一緒にふらふらすることがあります。

 

食べ物による中毒の場合もありますが
殺虫剤・殺鼠剤・ノミ取り首輪などの化学物質による中毒症状は注意が必要です。

 

殺虫剤や殺鼠剤などが何かの理由でネコの毛についた時にグルーミングをする時に舐めてしまうことがあります。またネズミを捕って食べた時にネズミに殺鼠剤で弱っていた場合もあるので、お外へよく行っている子は注意が必要です。

 

 

ノミ取り首輪はネコ用ではなく、間違って犬用をつけてしまった場合に起こることがあります。

 

おう吐後にふらふらしてよだれを流すなどの症状があるので確認してください。
命に関わることがあり、緊急を要するのですぐに病院へ行ってください。

 

 

吐く・よだれ・呼吸が荒い・熱があるなど他:熱中症の症状の場合

暑く閉め切った場所で長時間いると熱中症の可能性があります。

この場合にはおう吐以外にも体温が40℃以上になり、口を開けてハアハアと呼吸が荒くよだれを流していることが見られます。

 

 

更に進行した場合には、意識が混濁して呼びかけても反応をしなくなります。また意識がなくなったり、けいれんを起こすなどもあります。

ペルシャなの短頭種のネコやぽっちゃり気味のネコや子猫・老猫が発症しやすい傾向にあります。

 

 

また、長時間のお出掛けや慣れない環境の場合にストレスや緊張で発症することもあります。できるだけ室内の風通し、室温に気を付けましょう。

 

 

熱中症になった場合には応急処置として風通りのいい涼しい場所へネコを移動させて冷たい水に濡らしたタオルで全身を包んだり、霧吹きなどで水をかけたり、静脈がある首回りや脇の下など保冷材や氷枕などで体温を下げてあげてください。

その際には動物病院に連絡をして指示をもらい、少しでも早く受診するようにしてください。

吐く・ふらふらする・痩せる・疲れやすいなど他:糸球体腎炎が原因

糸球体腎炎は初期症状はほとんどないので病気が進行してから分かります

吐いてふらついてしまっている状態はかなり病気が進行していると考えられます。

 

この病気は色々な原因によって引き起こされるので、

はっきりとした予防する方法はまだありません。

 

現在できる予防法は糸球体腎炎を引き起こす病気の猫エイズ・猫伝染性腹膜炎・猫白血病ウイルス感染症にならないように年に1回のワクチン接種を受けること、健康管理などに気をつけることです。

 

吐く・ふらふらしている・多飲多尿など他:慢性腎不全が原因

慢性腎不全は徐々に進行していく病気で、一度発症してしまったら完治はしません
進行速度を遅らせて症状を緩和する目的の治療になります。

 

定期的にワクチンを接種することや室内飼いを徹底すること、タンパク質やナトリウムが多く含まれるフードは与えないことで予防することができます。

また、普段から容器や置く場所などを工夫して新鮮な水が常にたっぷりと飲めるようにしておくこともおすすめです。

 

吐く・ふらふらと歩く・多飲多尿・体重が減るなど他:糖尿病が原因

ネコが吐いてふらふらと歩く様子がおかしくなった場合に糖尿病が原因だとすると、病気が進行している状態と考えられます。なかには入院での治療が必要な場合もあります。

 

ネコのストレスや肥満に気を付けることが糖尿病の予防になります。

特に避妊・去勢手術をした後のネコは太りやすくなってしまいます。

毎日のフードの量と質を考えて与えるようにしましょう。

 

肥満予防は糖尿病だけでなく膀胱炎・猫下部尿路疾患の予防にもなります。

 

吐く・ふらふらする・口臭など他:尿毒症が原因

腎不全で腎臓機能が低下したことが原因でなる病気です。

 

食欲がなくなったり、吐いたり、下痢、口臭、痩せるなどがあり、症状が進行するとふらつくなどの神経症状を見られます。

 

予防法は特にありませんが、

腎臓の病気など泌尿器系の病気を早いうちに発見して、早いうちに治療をすることがおすすめです。

腎臓に負担になるので、人間に合わせた味付けをしているものは与えないようにしましょう。

 

吐く、ふらふらする・寝ていることが多いなど他:肝リピドーシス(脂肪肝)が原因

元気がなくなり、食欲も低下します。

また、眠っていることが多く下痢や便秘になったり、吐いたりします。

 

病状が進行するとふらふらすることがあります。

 

 

中年齢でぽっちゃり気味なネコに多く発症する傾向があり

ぽっちゃり気味のネコが3日から1週間以上食事をまったく摂らない場合には発症の可能性が高いので病院へ行った方がいいと思います。

 

 

毎日の食事のバランスと運動しやすい環境をつくることで肥満を防ぎ、病気を予防することができます。

 

また、肝臓の病気はこれといった症状がでないため分かりずらく、早いうちに見つけることが難しいので定期的に検診を受けることがおすすめです。

 

 

 

ネコが吐くことに慣れてしまうことがあるほど吐くことの多い動物なのですが、なかには病気が隠れている可能性もあります。
いつものことだからといってそのままにしておかずに、
吐いた後にはふらふらしていること以外に何か症状がないかチェックしてみてください。