
ネコがほぼ毎朝ごはんの前に吐く理由はなんでしょうか?
飼っているネコがほぼ毎朝のようにごはんの前になると吐くと悩む人もいます。
朝ごはんの前に茶色っぽいドロッとした液体や黄色の液体を吐くのですが、
吐いた後はいつも通り元気で食欲にも変化はなく
普通にいつも通りにご飯を食べて元気に遊んだりして普段と全く変わりなく夜に寝る
そして、翌朝になるとまたは吐く…という事を繰り返すと
「毎朝吐くなんて、もしかしたら病気なのかも!?」と心配して病院へ行って診察・検査をしてもらっても異常なし
最初のうちは、まあ獣医さんも異常なしって言ってたし、検査の結果も病気じゃなかったからと思っても
さすがに毎朝吐くのが長期化すると心配になると思います。
ネコが毎朝ごはん前に吐く理由
空腹の時間がが長いとネコも吐く
人間でもお腹が空きすぎると気持ち悪くなったりすることがありますよね?
ネコも同じで空腹の時間が長すぎると吐いてしまうことがあります。
黄色の液体を吐く場合にはお腹が空いて胃液や胆汁を吐いていると考えられます。
基本的なネコの食事は1日2回の場合が多く見られ、
だいたい朝1回と夕方1回のことが多いですね。
でもネコによっては夜中にお腹が空いて
朝の食事の時間までお腹が空きすぎていることがあります。
人間と同じでネコにも個体差があるので食事までの間の時間が長すぎる可能性があるんです。
空腹の時間が長いとキャットフードを食べる前に胆汁が胃液を刺激して吐いてしまうということがあります。
この場合のおすすめは1日にあげるキャットフードの量は同じで食事の回数を増やすことです。
空腹(お腹が空きすぎたこと)が理由で朝吐いている場合には、人間が寝る前に軽くでもいいので食事をさせてあげてください。
寝る前に食べると胃腸に負担がかかるのでは?
太っちゃうのでは?と思うかもしれませんが、大丈夫です。
うちでは夕ご飯分を2回にわけ、朝・遊・夜食(軽め)で食事をするようにしたところ、
それで朝に吐くことがなくなりました。
食事の量が多いと茶色のドロっとしたものを吐く
ネコが朝吐く時におう吐物が茶色のドロッとしたものを吐く場合には
前日に食べた食事の量が多かった可能性もあります。
茶色いドロッとしたおう吐物は血が混じっているのではなく
前夜に食べたキャットフードが消化されているものです。
特に高齢(シニア)猫に多く見られます。
若い時には夜に食べたものがしっかりと朝までには消化されているのですが、
老猫(高齢・シニア猫)になると消化機能が弱くなっているので
夜に食べたキャットフードが一晩では消化できない可能性があります。
この場合には、1日の食事の回数を減らしたり、量を減らすなどして様子をみることがおすすめです。
または日中の量は同じで夕方の食事の量を少なめにしたり、消化しやすいキャットフードにしてみるのもいいかもしれません。
朝に前夜に食べたものを吐くことは老猫(シニア・高齢猫)に多くみられますが、若い猫でも吐くことがあります。
若いネコが朝キャットフードを食べる前に茶色のものを吐くときにはネコの体内にある消化酵素が少ない可能性があります。
消化酵素が少ないので前日に食べたキャットフードを朝までに消化できずに吐いているという可能性があります。
最近ではペット用サプリにも酵素があるので試してみてもいいと思います。
ネコが毎朝吐くので消化の助けとして消化酵素のサプリを試していたり
便秘解消のために試してみる方も多くいます。
他にはキャットフードを消化器サポートとある消化しやすいものに変えてみるのもおすすめです。