ネコが吐いて震え(痙攣)がある時は危険な症状

ネコが震えたり痙攣をおこしている場合には
危険な状態という可能性があります。

心配で慌ててしまうかもしれませんが
できるだけ落ち着いて症状をチェックしてください!

ネコが震える理由

ネコが震える時にはどんな理由が考えられるのかというと
寒さ
筋肉疲労
病気(内分泌・神経・代謝)
中毒の4つの理由から震えることがります。

ネコが震えている時には

  • どんな時に震えているのか
    寒さ・暑さが原因ではないか、どんな風に震えているのかなど
  • 他の症状はないか
    下痢やおう吐、発熱などの症状があるのか
  • 中毒になるものを食べていないか
    害虫駆除剤・殺鼠剤・ノミ取り首輪・ネギ類・腐ったもの・観賞用植物など
  • おさまるまでどれぐらいかかったか
    すぐに収まったのか、何分ぐらいかかったかなど

以上のことをチェックすると獣医さんからの問診の時に詳しく説明ができ、
正確な診断の情報になるので、チェックしてみましょう。

 

ネコが吐いて震え(痙攣)がある時に考えられる病気

ネコが吐く以外の症状で震え(痙攣)があると、命の危険にかかわる場合があります。

中毒

ネコが中毒症状を起こす場合には、原因になる物・食べ物によって違ってきますが見られる症状として
吐く・よだれをだらだらと流す・震えや痙攣・体温が高くなる・下痢などがあります。

 

中毒になる物質は様々ありますが、
よく外へ散歩に出かけるネコの場合には殺鼠剤で弱ったネズミを捕食することや毛についた農薬などをグルーミングの時に舐めてしまったりすることがあります。

 

完全室内飼いの場合でも何かの拍子で誤って殺虫剤などや消毒薬、塩素系洗剤がついてしまった毛をグルーミングしたり、観賞用植物を食べたりして中毒を起こす場合が見られます。

 

それ以外にもネコに良かれと思って人間用の薬やサプリを与えたり、犬用のノミ取り首輪を間違ってつけてしまうなどのことも中毒原因になりので注意してください。

 

 

熱中症(熱射病・日射病)

熱中症の場合には口を開けてハアハアと荒い呼吸をしたり、よだれを流します。

他にも目・口内の粘膜が充血します。吐き気があったりおう吐や下痢なども見られます。

 

ネコが吐いて震えている(痙攣)時に原因が熱中症の場合には進行した場合だと考えられます。

呼びかけにも反応しずらくなったり、反応しないこともあります。

 

応急処置
一番のポイントはネコの体を冷やすことです。
風通しが良く涼しい場所へ移動させます。

水で濡らしたタオルで全身を包んだり、霧吹きなどで水をかけたり
動脈が通っている首回り・脇の下などを氷のう(アイスノンや保冷材でも)冷やして体温を下げます。

 

この時の注意点としては、
獣医さんと連絡を取り指示を仰ぎながら、早く診察を受けるようにすること
体温を下げ過ぎないように体温を測りながら体を冷やすようにしましょう。

 

 

尿毒症

腎臓の機能が低下したことにより引き起こされる病気です。最初の内は吐く・下痢・食べなくなる・口臭などの症状ですが、進行していくと震え(痙攣)などの神経症状も出てきます。

予防法は特にないのですが、腎臓や泌尿器系の病気を早期に発見して治療をすることによって尿毒症を引き起こして悪化することをできるだけ引き延ばすことができます。

 

肝リピドーシス

初期症状として元気がなく食べなくなり、寝てばかりいるようになります。おう吐や下痢が見られ黄疸が目や口の粘膜に見られ、重症化した場合に吐く・震え(痙攣)の神経症状が現れます。

特に太ったネコが発症しやすい病気なので、バランスのいい食事と体重管理を心がけることをおすすめします。

 

伝染性腹膜炎(FIP)

猫伝染性腹膜炎はネココロナウイルスの一種の猫伝染性腹膜炎に感染したネコとの接触によって引き起こされることが原因です。感染しているネコとグルーミングやケンカによる傷で感染することが多く見られています。

伝染性腹膜炎はウエットタイプとドライタイプがあります。どちらのタイプでも共通して見られる症状は熱が出て食べなくなり、おう吐や下痢です。ドライタイプでは吐くなどの症状に加えて震え(痙攣)や麻痺の症状が見られます。他にも失明したり、他の臓器侵された場合には腎不全や黄疸が見られます。

 

この病気を完治させることは現在ではまだできません。症状を緩和させる治療になります。
また、予防のためのワクチンも日本ではまだないため、予防としてはストレスを溜めさせないようにして、健康管理が大切になります。室内外を徹底することも大切になってきます。

このようにネコが吐いて震えている(痙攣)場合には病気の重症化など命に関わってくる場合がほとんどと言えます。

 

 

ひとまず自宅で様子を見てから…と病院へ行くのを先延ばしにせずに
できるだけ早いうちに病院へ行くことをおすすめします。

また、不安な場合には先に獣医さんに連絡をして指示を仰ぐこともいいと思います。