ネコが吐く理由は誤飲したから?症状と応急処置

ネコは好奇心が旺盛な動物です。

その好奇心から予想外のものを食べてしまったり、
遊びに夢中になっておもちゃのきれっぱしを誤飲することがあり
ネコの誤飲・誤食は多く見られます。

 

飼い主が一緒にいる時だったら誤飲誤食を防ぐことができたり
何を誤飲したのかすぐに分かりますが

飼い主から見えない場所や留守の間にこっそりと誤飲してしまう可能性もあります。
そして、ネコが吐くことで飼い主が誤飲に気が付くということも少なくありません。

 

 

ネコが誤飲した時の症状

ネコが異物を誤飲した時には次のような症状が見られます。

  • 何も食べていないのに口をモゴモゴと動かす
  • よだれをダラダラと垂らす
  • 吐こうとしても何も出ない
  • 何度も吐く
  • 元気がなくぐったりとしている
  • 食べなくなった
  • 苦しそうな呼吸をしている
  • チアノーゼ(酸欠状態になり舌や口内の粘膜や歯茎が青紫色になる)が見られる

 

最初のうちは誤飲・誤食したものを吐き出そうと
何度も繰り返し吐く様子が見られます。

 

 

吐いたものの中に誤飲したものが入っていることもありますが
おう吐物の中に何も入っていない場合や
吐こうとしても詰まってしまっていて吐き出せないこともあります。

 

ネコの誤飲に気が付いたら冷静になって
何を飲み込んだのかを確認しましょう。

 

部屋の中でなくなったものはないかチェックをしても分からない場合には
ネコの口の中をのぞいて何か異物が見えないかチェックしてください。

 

ネコの吐く原因の誤飲・誤食をする危険性のあるもの

ネコが室内で誤飲・誤食する危険性があるものを紹介します。

タバコや吸い殻の入った灰皿

タバコや吸い殻の入った灰皿は非常に危険なものです。
タバコや吸い殻には気を付けている場合でも、水を入れた灰皿の水が盲点のこともあります。
ネコが手を出せない場所に置くようにしましょう。
室内から出る時には、タバコや灰皿はしまっておくことがおすすめです。

 

ひも状のもの

おもちゃのヒモ・毛糸・ビニールヒモ(スズランテープ)・輪ゴム・釣り糸など長いものを誤飲すると腸管でひっかかりやすくいから上にまだある場合には催吐剤や内視鏡で取り出すことができますが、腸まで流れてしまっている場合には開腹手術で取り出すようになります。

 

うちのネコが一番誤食しやすいものです…(´・ω・`)

 

アクセサリーや小物

指輪やピアス・イヤリングなどの小さなものを遊びながら誤飲してしまうことがあります。

ピアスなどは先が尖っているので特に危険です。

 

 

 

文房具

クリップなどの小さな文房具が床に落ちていたり、

テーブルの上やネコの目につくところにあると好奇心で誤飲することがあります。

 

 

 

乾電池・ボタン電池・磁石

いくらなんでも誤飲するには乾電池は大きすぎると思うかもしれませんが、起こり得る誤飲です。
複数の電池や磁石を誤飲すると胃と腸がくっついてしまったり、たった1時間で穴が開くことがあります。

 

 

 

タオルや靴下などの布

ウールサッキング(布や申すに吸い付いたり噛みつく行動)のクセがあるネコは要注意です。
布を噛みちぎって飲み込むと腸閉塞の原因になります。

 

洗剤や薬品

興味をもって容器を噛み切って中の洗剤や薬品を誤飲することがあります。中毒を起こす可能性がある危険なものです。猫の目につかない場所に保管しましょう。

 

コードやケーブル類

よくウサギやハムスターの時に聞きますが、ネコもコードやケーブルを噛みちぎることがあります。絶縁体を噛みちぎって金属部分に触れると感電するので危険です。

 

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーは飲み込まれても消化できないので、腸閉塞の原因になります。

 

ぬいぐるみ

人間用のぬいぐるみをおもちゃとして遊ばせている場合にはボタンやファスナーがある場合は噛みちぎって誤飲する可能性があります。

 

梅干しや果物などの種

梅干しや果物のタネを誤飲すると食道に詰まって呼吸困難を引き起こしてしまうことがあります。テーブルの上に置かないようにしてください。

 

串や魚の骨

串に美味しそうなニオイが付いていたり、食べ残したお肉がついている時に勢いで誤飲する可能性があります。また魚の骨も同じく誤飲することがあります。捨てる時にはネコが開けられない蓋つきのごみ箱にいれましょう。

 

針・ボタンなど

裁縫をしている時に縫い針やボタンを何かの拍子で誤飲することもあります。また釣り針を見つけて誤飲することも。釣り針は胃などに刺さって手術が必要になることもありますし、縫い針は胃に穴をあけて他の臓器を気づ付ける可能性が高いです。

 

症例として飲み込んだ針が喉を突き破り、脳に達したということもあるので出しっぱなしにしないようにしましょう。使っている時にも注意しましょう。

 

誤飲して吐いている時の応急処置

ネコが吐いて誤飲が考えられる時には心配になって慌ててしまいがちですが、まず飼い主が落ち着くことが大切です。

 

飼い主が落ち着くことでネコが落ち着ける環境を作れることと同時にネコがパニックにならずにすみます。
更には冷静な判断ができるので適切な応急処置を行うことができます。

ヒモのような物を誤飲した場合

ネコはひも状のもので遊ぶのが大好きで、ビニールヒモや糸などを誤飲することがあります。

口から出ていたり、口の中を覗き込んだ時に誤飲したひも状のものが見えることがあります。

この時は無理に引っ張って取り出そうとしないようにしましょう。

ひも状のものは細長く、見えていても胃や食道まで飲み込んでいることが多くみられます。

無理に引っ張り出すと内臓を傷つける可能性があり危険な行為です。

 

輪ゴムやビニール、骨・串などの場合でも同じような危険があるので絶対に引っぱり出さないようにしましょう。

ちょっと不安ですしかわいそうな気もしますが、そのままの状態で急いで病院に連れて行ってください

 

小さなものを誤飲した場合

口の中を確認した時に取れそうな時にはピンセットを使って慎重に取り出したり
胴体を掴んでネコを逆さまにして吐き出させるように振る方法があります。

ネコを逆さまにして振って吐き出させる場合には振り過ぎないようにすることとケガを防ぐために脚をもって振らないようにしましょう。

 

異物が取り出せなさそうな時にはそのまますぐにで病院へ行きましょう。
うまく異物を取り出せた時は自宅でしばらく様子見をしても大丈夫ですが、何か異変がないかしっかりと観察しましょう。24時間経っても異変が見られない場合にはもう病院に行かなくても大丈夫です。

 

洗剤や薬品を誤飲した場合

自宅で無理に吐かせたりせずにすぐに病院に連れて行ってください。
素人が無理に吐き出させると食道を荒れさせてしまいます。

 

何を誤飲したのか分からない場合

ネコがいた場所を全てチェックして何かなくなったものがないか調べてください。
誤飲の可能性があるものをメモして病院に連れて行ってください。
診察を受ける時に獣医さんにメモを見せたり、説明をしてください。

 

誤飲した時にやってはいけない応急処置

ネコが誤飲した時に塩水やオキシドール溶液などを飲ませて吐き出させる方法もありますが、
この方法は素人が行うと中毒を起こすこともあり危険なので行わないようにしましょう。

 

ネコが誤飲をしたら慌てずに冷静な判断と応急処置を行いましょう。
また、応急処置をするのに心配な時には、すぐに病院に連れて行く方がいいと思います。

 

誤飲は普段飼い主が気を付けていることで防ぐことができます。
ネコが好きそうなものや興味をもって誤飲しそうなものはネコが手出しできない場所にしまっておくことがおすすめです。