吐くことから考えられる病気:ネコの子宮がん(子宮の腫瘍)

ネコの病気によっては吐く症状がでるものがあります。
ネコが吐く症状から考えられる病気のひとつネコの子宮がん(子宮の腫瘍)(しきゅうがん(しきゅうのしゅよう))についてどんな病気なのか、症状は吐く以外にどんなものがあるのか、原因や治療法についてまとめました。

*ネコの病気を自己診断するのではなく、病院に行った時に獣医さんにネコの症状を伝える参考として読んでいただけると嬉しいです。

 

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ネコの子宮がん(子宮の腫瘍)とは?

ネコの子宮に腫瘍ができる病気です。

子宮にできる腫瘍の約50%は悪性となり、子宮腺がんと言われ、肝臓・リンパ腺に転移しやすいと言われています。
例として、卵胞にできる顆粒膜細胞腫瘍では約50%悪性の確率になります。

ネコの子宮に腫瘍ができた時でも初期段階では変化が見られず気が付かない飼い主が多く、
避妊手術でたまたま摘出した子宮にガンが発見されるということもあります。

 

 

ネコの子宮がん(子宮の腫瘍)の症状

初期段階ではほとんど変化がわかりません。

もっとも特徴的な症状はおりものです。
子宮がんになると外陰部から長期にわたっておりものが見られます。
そのおりものの状態は量が増えたり、サラサラとして液体状だったり、膿、血などが混じっていることもあります。

その他の症状
性周期の異常
吐く
便の異常(下痢や便秘)
お腹が膨れる
お腹のはりやしこり
元気がない
疲れやすい
眠っている時間が増えた

 

 

ネコが子宮がん(子宮の腫瘍)になる原因は?

はっきりとした原因は分かっていません。

しかし、中高年ぐらいに発症が多く見られ、発情が始める前に避妊手術をすると多くの場合は予防できることや
卵巣や子宮、乳腺は女性ホルモンの影響を受けるため、何らかの原因でホルモンバランスに異常が生じて腫瘍ができるのではないかと考えられています。

 

 

ネコの子宮がん(子宮の腫瘍)の治療法

外科手術

子宮がんの可能性がある場合に外科手術で子宮と卵巣を摘出することが多くみられます。
短期間で多くの腫瘍を取り除くことができ、副作用も少ない外科手術ですが、
子宮がんの場合には悪性の可能性が高いので、発見された時には他の部位に転移していることもあります。

化学療法や薬物療法

抗がん剤の投与でがん細胞を減らす治療です。
ネコの子宮がんは転移していることが多いので手術後に使われることがあります。
根治することは少ないのですが、がん細胞の分裂・増殖を抑制することができ、猫のQOL(生活の質)を維持する可能性はあります。

しかし、副作用があったり、投与治療を重ねるほど治療効果が薄くなることもあります。

放射線治療

ガンになっている部分に放射線を照射する治療法です。

化学療法よりがん細胞に対する効果が高く、脳・心臓などでも対応できます。
しかし、全身麻酔が必要になり、治療費がかかります。

免疫療法

免疫機構のコントロールでがん細胞を攻撃するようにする治療法です。
マクロファージの活性化、インターロイキンの調整、サイトカインの産生促進など

代替法

科学的手法に頼らないで治療をする方法
マッサージ、ハーブ、動物用鍼灸など

 

 

ネコの子宮がん(子宮の腫瘍)にならないための予防法

子宮がんを予防するにはネコが若いうちに卵巣・子宮を摘出する避妊手術を行うことが子宮がんになる確率を低く抑えられます。

他にも、バランスのいい食事や体重のコントロールなどがおすすめです。
またストレス軽減のためや早期発見のためにスキンシップなどネコとの絆を深めることもいいですね。

 

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